昨日の院長ブログで、数学を勉強する際、同じ参考書を我慢して3回繰り返すことによって、数学単語を理解し、その繋がりを4-5回目で習得し、その後やっと自分は何が分かっていないか?が見えてくることをお話しました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2023/08/19

「標準的な参考書を10回も繰り返せ!」と言った以上、その繰り返し方も具体的に説明します。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2023/08/14

理解しにくい箇所は、理解を諦めてマーキングしておき、次に移ります。

何回も繰り返していくうちに、分からない箇所の周囲の理解も深まっていき、自分の分からないことが明らかになっていきます。

つまり勉強始めは、自分が何を分かっていないか?が分からないので、人に質問することもできません。

繰り返していく際、マーキングを見ながら分かっている感覚がある箇所は飛ばすべきです。

何回もマーキングしている箇所はゆっくり熟読します。

それでも分からなくても、気にせずに次に移ります。

そこまですることによって、自分が何が気になっているのかが明らかになり、人に質問ができ、その解答が理解できるようになります。

その解答は昨日のブログでお話したように「その証明は大学で習うロルの定理の証明が必要だから、今は諦めよ!」の一言で終わることかもしれません🤔。