昨日の院長ブログで、「飲酒」による尿閉のメカニズムを説明しました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2023/12/28

  • 「飲酒」による尿閉のメカニズム
  1. アルコールの作用が脳の中枢の感覚を鈍くさせ、尿意を感じにくくさせる。
  2. アルコールの利尿作用によって膀胱が過伸展(膀胱が伸びきってしまうこと)し、膀胱の収縮略が低下する。
  3. 前立腺がうっ血しむくむことによって、尿道の圧迫が強くなり、尿の道が細くなる。

ここで12月26日の院長ブログの「尿がまったく出ない場合の考え方」訂正版。から、尿閉の部分を抜き出してきます。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2023/12/26

  • 尿閉「膀胱に尿があるけど出ない」

・膀胱から体外への尿の通過障害

前立腺肥大症、尿道結石、真性包茎、陰唇癒着症など

・膀胱の収縮能低下(神経障害)

飲酒、風邪薬、脳血管障害、糖尿病など

「飲酒」による尿閉のメカニズム1.と2.は、膀胱の収縮力低下で説明できますが、メカニズム3.は尿の通過障害に入るかと思われます🤔。

またメカニズム1.→2.→3.は連続して起こってきますが、3.の前立腺は男性にか無いし、アルコールに関係なく、排尿を我慢し過ぎること尿閉を起こすことがあるので、分けて説明しました😊。