あけましておめでとうございます🎍

本年もよろしくお願いします🙇

昨日の院長ブログで、尿閉の引き起こす可能性のある薬剤として、医療機関が処方する頻尿・尿失禁治療薬があることをお話ししました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2024/01/02

以前ブログでお話ししたことがありますが、泌尿器科に通っている患者さんの中には高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病を合併している方が多くいます。

このような患者で最も多い訴えは夜間頻尿です。

夜間頻尿の原因は、泌尿器科的なことだけではなく、生活習慣病による肥満や筋肉量減少による下腿浮腫が原因になっている場合もあります。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2022/06/16

逆に言いますと、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病で内科に通院している患者さんの訴えは、夜間頻尿が多いとも言えます。

頻尿・尿失禁治療薬の中で、新しく開発されたβ3作動薬は、抗コリン薬の副反応として比較的多く認められた口渇や便秘などは非常に少ないため、内科で処方開始される場合も多くなっています。

排尿障害、特に夜間頻尿の原因は複雑ですので、頻尿・尿失禁治療薬開始する際は、少なくとも残尿測定は必須です🤔。