昨日の院長ブログで、最近、何故か?主成分の化学式である「一般名」とそっくりな名前の薬が処方されることも多くなっていることをお話ししました。
「一般名」とそっくりな名前の薬は、「後発医薬品(ジェネリック医薬品)」です。
まず最初に開発され誕生した薬は「先発医薬品」と呼ばれ、その薬の名前は「商品名」です。
「先発医薬品」の特許期間が切れた後に、その製造技術をもとにして、他の製薬会社が作る薬を、「後発医薬品(ジェネリック医薬品)」と呼びます。
「ジェネリック医薬品」は、開発費用が大幅に縮小されるため、薬の値段が安くなり、現在、大問題になっている高騰する医療費の抑制にもつながるため、厚労省からも使用を勧められています。
この「後発医薬品」は、その主成分の化合式名を分かりやすくした「一般名(ジェネリック ネーム)」と製薬会社名が付けられています。
欧米では、医師が薬を処方する際に「一般名(ジェネリック ネーム)」で処方する場合が多く、「後発医薬品」のことを「ジェネリック医薬品」と呼ばれるようになりました🤔。