昨日の院長ブログで、当院ナースは残尿測定装置の扱いに慣れていることについてお話ししました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2024/01/27

ここでまた、残尿測定装置は小ささに比例せず、高価であり、それほど残尿測定の頻度が高くない一般内科での購入は考えどころになることについての話に戻ります。

ただしたいていの内科では、超音波装置はあると思われます。

残尿量は通常の超音波装置によって、(長径×短径×前後径)(cm)/2=残尿量(ml)で測定されます。

また多くの施設で心エコーや血流測定は行われ、精度の高い超音波装置はあると思われるので(長径×短径×前後径)を入力すれば残尿量はすぐに出てきます。

過活動膀胱診療ガイドラインによると、残尿量が100ml以上または高齢者の場合は50ml以上の場合は専門医に紹介するとされています。

ただ過活動膀胱の患者さんは高齢者が多く、50ml以上だと、かなり多くの方が紹介になってしまいます🤔。