昨日の院長ブログで、IVP(静脈性腎盂造影)によって尿管の拡張や狭窄が分かったとしても、その理由が説明できないことがあることをお話ししました。
https://fukatsu-clinic.com/blog/2024/02/14
一方CT検査は、IVPで骨と重なり見にくくなる結石や、尿酸結石などのいわゆるX線陰性結石も明らかになります。
また以前の古いCTでは、結石以外の尿管狭窄が、先天的なものなのか?、尿管内の腫瘍によるものなのか?、尿管外からの圧迫によるものなのか?、判断が難しく、造影剤を使用したCTがよく行われてきました。
しかし最近のヘリカルCT(らせん状に切れ目なく連続回転して撮影していくCT)は、造影剤を使用しなくてもかなり細かいところまで病変の検出が可能になりました🤔。