昨日の院長ブログで、ヘリカルCTは、横断面、矢状面、冠状面の断面を動かしながら画像を見ているので、立体的な感覚で多くの情報を得ることができることをお話ししました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2024/02/17

ヘリカルCT(らせん状に切れ目なく連続回転して撮影していくCT)でない、以前のCTは例えば5mm間隔で撮影しているので、5mm以下の病変は検出しにくいという欠点を持っていました。

よってIVP(静脈性腎盂造影)と(以前の)単純CT(造影を使用しないCT)で、どちらが尿路結石の検出力が高いか本気で議論された時代もありました。

しかしヘリカルCTが主流になってきた現在、以前の古いCT画像を見たことがない若い医師にとって、何を言っているのか分からない議論であったのだと思います🤔。