本日の院長ブログも、先日行われた講演会での質問の続きです。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2024/03/02

 

Q:過活動膀胱治療に対するβ3作動薬、抗コリン薬の使い分けを教えてください。

A:基本的に
β3作動薬が第一選択薬
抗コリン薬は第二選択薬

 

Q:β3作動薬と抗コリン薬の併用をするタイミングと、併用時に気を付けているポイント(安全性など)を教えて頂けませんでしょうか。

A:当院では症状の残存に合わせて
①β3作動薬
②ウロマスター(干渉低周波 頻尿・尿失禁治療器)
③抗コリン薬
の順で併用していきます。

最近の抗コリン薬は以前のものと比べて副作用は少ないものの、便秘の悪化はあります。

便秘に関しては常に気を付けています。