本日の院長ブログも、先日行われた講演会での質問の続きです。
Q:過活動膀胱治療の患者さんに治療効果を実感してもらいにくいと、非専門医の先生からお言葉を伺います。
効果実感をいただく秘訣などございますか。
A:よく私のブログでお話していますが、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病で内科で通院している患者さんの中で多くの方が夜間頻尿を訴えられていると思われます。
https://fukatsu-clinic.com/blog/2024/01/08
生活習慣病の患者さんの夜間頻尿の原因は、過活動膀胱だけでなく、肥満や筋肉量減少による下腿浮腫など複雑です。
よって治療薬の効果が低い場合が多いです。
残念ながら効果実感の秘訣はなく、ここでも患者さんの訴えに寄り添うことが重要になってきます。