昨日の院長ブログで、解剖を基礎とした西洋医学の答えは、ヘリカルCT(らせん状に切れ目なく連続回転して撮影していくCT)の中にあることをお話ししました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2024/03/16

勤務医時代のことを思い出していました。

毎日の朝晩カンファレンス、週1回の合同カンファレンス、他科の先生との相談時も、ずーっとパソコン💻上にその患者さんのヘリカルCTの画面を開けて、マウス🖱️をスクロールしながら話し合っていました。

CTで示される心臓や肺、腹部臓器の状態、内蔵脂肪・皮下脂肪の割合、筋肉の量などでその方の性格や健康状態まで、勝手に想像します。

このことを聞くと、患者不在のこの話し合いに、特に医療関係者以外の方の中には不満を持つ方も多いと思います。

答えは解剖的なことだけでなく、精神的なこと、つまりその方の人生や考え方の中でにもあります。

しかし精神的なことを客観的に評価するのは大変です。

また精神的アプローチは、トレーニング受けていない私たちには求められていないのかもしれません🤔。