昨日の院長ブログで、勉強ができん子は日本語の基本の文型を意識する必要があることをお話ししました。

  1. 基本文型Ⅰ 「~が+動詞・形容詞・名詞」
  2. 基本文型Ⅱ 「~が~を+動詞」
  3. 基本文型Ⅲ 「~が~に+動詞・形容詞」
  4. 基本文型Ⅳ 「~が~と+動詞」
  5. 基本文型Ⅴ 「~が~に~を+動詞」

https://fukatsu-clinic.com/blog/2024/05/17

私たちは文を読むとき、ほとんど無意識のうちにこの基本文型を使って、文の構造を読みとって解釈しています。

例えば、「台所で作った」という文を読んだ時、即座に「誰が」「何を」作ったのだろう?と考えます。

「作る」という動詞には、「~が」「~を」という成分が必要でそれがないと不完全な文と感じてしまい、知りたくなるわけです。

以前のブログで速読のコツをお話ししたことがあります。

「何について書いてあるのかなぁ?ああ、この問題ね。賛成意見も反対意見もあるよね。それぞれの具体例が示されているなぁ。その中で筆者の結論は何かなぁ?その理由は?」とかの枠組みを考えながら読み進める。

そして「何について」「どう結論づけているのか予想してしまう」ことも重要です。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2023/06/19

上記の方法で国語の論説文は読めてしまいます。

しかし小説や古文・漢文の問題文は、出題者が勝手に抜き出してしたので、結論がない場合も多いです。

そうです。

小説や古文・漢文の問題文を読む際は、「誰が」「何を」「どうした」のか?を強く意識することが重要なのです🤔 。