昨日の院長ブログで、漢字しらん浪人生、特に多浪生が、いまさら漢字の勉強をして、いつ医学部に受かるのか?とお話ししました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2024/07/25

国語の漢字の配点について考察してみます。

「共通テストの漢字の設問は、5問×2点です。 つまり、国語200点の内、10点が漢字ということになります。 共通テストで8割〜9割以上の点数を取る必要がある場合、この10点をやすやす落とすわけにはいきません。 そのため、共通テストの国語で8割〜9割以上の点数を狙っている方は漢字学習をしておくべきです。」

確かに漢字は国語200点満点の内10点、つまり5%を占めていますが、これは漢字ができる人とできん人が5%の差がつくことを示してはいません。

漢字ができん人も、過去問及びその派生語を完璧にすれば、漢字問題の少なくとも4割、6割以上とれることもあります。

一方、漢字ができる人の漢字得点は10割または8割です。

漢字の勉強は多くの時間を要しますが、差がつくのは5%ではなく、2%なのです。

これは漢字問題の難易度が高いもののみが出るのではなく、比較的易しい、つまりパターン問題が出ているのです。

つまり漢字でも実力通り差がつくように、予想解答率が正規分布に従うように出題されているのです。

これらの戯言は、あくまでも国語の共通テスト4割から、受験勉強が始まった私の感想です🥹。