昨日の院長ブログで、スタッフを元勤務病院の同僚に声をかけることのデメリットを考えてみるとお話ししました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2024/10/03

人は誰もが幸せになりたいと願いながら生きています。

そして幸せになる方法は、人それぞれなのです。

先日のブログでもお話ししましたが、開業医の悩みはいつの時代もスタッフに関してのことなのです。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2024/09/22

それではなぜ、もっとスタッフの選定について深い議論になっていかないのだろう?

私の場合、クリニックのスタッフは小牧市民病院の同僚に声をかけて形成していきました。

今までこのことのメリットばかり挙げてきたので、今度はデメリットを考えてみます。

自分が能力を認めてある方にお願いして来てもらった訳だから、やはり実質的なデメリットはありません。

ただ心の中の問題があるのです。

やはり元勤務病院の現役スタッフに来てもらったことは、元勤務病院に大変な迷惑をかけてしまった思うのです。

開業当初は必死であまり考えていなかったのですが、少し余裕が出てくると「ご迷惑をかけた」との思いが強くなってきます。

今では小牧市民病院もすっかりリニューアルし、その当時のことを覚えている元同僚も少なくなっています。

時代はどんどん変わっていき、優秀な人材が抜けても、また若くて優秀な人材が育っているに違いありません。

ただ私の心には「ご迷惑をかけた」との思いはいつまでも残っています。

きっとその痛みをいつまでも抱えながら生きて行くのだと思います🥹 。