昨日の院長ブログで、造影剤アレルギーの頻度についてお話ししました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2024/10/19

人は誰もが幸せになりたいと願いながら生きています。

そして幸せになる方法は、人それぞれなのです。

造影CTなどで使用される造影剤によるアレルギー反応は、発疹やかゆみなど軽度の症状を含めた副作用を含めると約 3 %と言われていますが、報告されていない症例もあると考えられ、もっと多い可能性があります。

私が医師になってから約30年の間で、造影剤に対する医療側の意識も変わってきました。

医師になったばかりの時代に使用されていたCTは、現代使用されているヘリカルCTよりかなり解像度が低いため造影剤を使用しないと分かりにくいことが多く、造影CTを連発していました。

しかし同時に造影剤によるアレルギーや腎機能障害も明らかになり、利益と不利益に関して患者さんに丁寧な説明も必要になってきたのです🤔。