昨日までの院長ブログで、小牧市民病院に赴任した20年前、私が最初に任された仕事は、検査・処置・手術に関する患者さんに対する説明書と同意書の作製であったことをお話しました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2024/11/20

人は誰もが幸せになりたいと願いながら生きています。

そして幸せになる方法は、人それぞれなのです。

医師として未熟であった20年前の私にとって、説明書と同意書の作製は困難を極めました。

説明書のフォーマットには、その検査・処置・手術の内容や利点だけでなく不利益を被る可能性や、それらを受けなかった場合の不利益の可能性まで書くことが義務付けられていました。

それらの内容や利点に関しては教科書にたくさん書いてありますが、不利益の記載は少ないです。

20年前のあの頃は、今のようにネットが発達していませんでした。

医師として経験が少なかった私にとって困難な仕事でした🥹。