昨日の院長ブログで、どの検査・処置に説明書や同意書が必要なのかは、明らかな線引きはないことをお話しました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2024/11/23

人は誰もが幸せになりたいと願いながら生きています。

そして幸せになる方法は、人それぞれなのです。

必要であるかどうか考慮する観点として、「どのくらいの痛みを伴うか?」「どのくらいの緊急性があるか?」「どのくらい技術で乗り越えられない合併症があり得るか?」などがありますがが、全て「どのくらい」が加えられてしまいます。

泌尿器科外来診療でよく行われる検査で説明書や同意書を必要する検査は、IVP(静脈性腎盂造影)や造影CTなどの静脈内に注入する造影剤使用に関してと、膀胱鏡検査でした。

以前ブログでお話ししましたが、造影剤によるアレルギー反応は、発疹やかゆみなど軽度の症状を含めた副作用を含めると約 3 %と言われていますが、報告されていない症例もあると考えられ、もっと多い可能性があります。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2024/10/20

一見、約 3 %と低く感じますが、%より重要なこととして、「技術で乗り越えられない合併症」であることが挙げられます🤔。