昨日の院長ブログで、造影剤によるアレルギー反応は約 3 %と低く感じますが、%より重要なこととして、「技術で乗り越えられない合併症」であることが挙げられるとお話しました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2024/11/24

人は誰もが幸せになりたいと願いながら生きています。

そして幸せになる方法は、人それぞれなのです。

泌尿器科外来診療でよく行われる検査で説明書や同意書を必要する検査は、造影剤を使用する検査と膀胱鏡検査でした。

説明書や同意書の署名が必要かどうか考慮する観点として、「どのくらいの痛みを伴うか?」「どのくらいの緊急性があるか?」「どのくらい技術で乗り越えられない合併症があり得るか?」などがあります。

膀胱鏡検査は「技術で乗り越えられる」部分もありますが、人体で最も敏感な場所とも言える尿道の入り口からカメラを入れるので、「痛み」がゼロになることはありません。

また主に膀胱結石や膀胱腫瘍の存在を疑い膀胱鏡検査を行うのですが、これらの疾患が多い中高年男性は前立腺肥大症も合併しており、「痛み」を強く感じてしまう可能性が高まってしまうのです🤔。