昨日の院長ブログで、蓄尿状態(膀胱壁が張った状態)でヘリカルCTを撮影すればかなりのことが分かり、膀胱鏡の代替検査になり得ることをお話ししました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2024/12/01

人は誰もが幸せになりたいと願いながら生きています。

そして幸せになる方法は、人それぞれなのです。

血尿の原因が膀胱にある場合、原因として主に考えられるのは結石と腫瘍です。

これらは蓄尿状態で撮影されたヘリカルCTでぼぼ検出されます。

よって膀胱鏡検査の意義は、ヘリカルCTで診断できない場合と、結石や腫瘍の手術計画をするための確認となります。

私は長い間、主に手術を担当する勤務医でした。

結石や腫瘍の治療を行う際、「内視鏡的な治療で終えれるのか」「開腹(今ではロボット手術?)が必要になるのか?」などを患者さんに説明するためにも、術前に自分で膀胱鏡を行って確かめてみたいのです。

ただし患者さんがクリニックで膀胱鏡を行ってきた際、2回目の膀胱鏡検査となり、再度苦痛を与えてしまうことになるのです🥹。