昨日の院長ブログで、他院で導尿がうまくいかなかった方は膜様部尿道の6時方向が傷ついている場合が多く、比較的太い尿道バルーンカテーテルを入れようとしても、カテーテルの先が傷がついた尿道方向ばかりに行ってしまい、さらに傷を広げてしまうこともあることをお話ししました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2024/12/15

人は誰もが幸せになりたいと願いながら生きています。

そして幸せになる方法は、人それぞれなのです。

尿閉(膀胱から尿が排出できなくなる状態)で来院する患者さんは非常に苦しんでいます。

あぶら汗をかいている方もいます。

まず十分に尿道全体にキシロカインゼリー(現在、供給不良で確保に苦労しています😥)に行き渡るようにします。

以前、私が勤めていた小牧市民病院ではチューブ状のキシロカインゼリーの先につける漏斗状のキャップがありましたが、当院にはありません。

その代替として、10mlのシリンジ注射器の内筒を取ってキシロカインゼリーを満たし、注射器の先を外尿道口に挿入し、ペニスを引っ張って尿道を真っ直ぐにしてゼリーを注入します。

この際も圧がかからないように、ゆっくり注入しなければなりません🤔。