昨日の院長ブログで、導尿が上手く行かない場合は、10mlのシリンジ注射器の内筒を取ってキシロカインゼリーを満たし、注射器の先を外尿道口に挿入し、ペニスを引っ張って尿道を真っ直ぐにしてゼリーを注入することから始まることことをお話ししました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2024/12/16

人は誰もが幸せになりたいと願いながら生きています。

そして幸せになる方法は、人それぞれなのです。

尿閉(膀胱から尿が排出できなくなる状態)で来院する患者さんは非常に苦しんでいます。

あぶら汗をかいている方もいます。

十分に尿道内にゼリーを満たしたら、ペニスを程よいテンションで引っ張っりながら尿道粘膜が引っかからないように尿道バルーンカテーテルを挿入します。

後部尿道に行きかかる尿道は、腹側(12時方向)に曲がっていきます。

その際、数学の引っ掛け問題を解くように、当然6時方向に傷がついていることを想定しながら、カテーテルの先が傷方向に行かないように十分意識し、程よいテンションを保ちながら、ペニスを背側に移動させて先が前立腺部尿道に行くようにして、膀胱内まで送ります。

ここまでで約50%は挿入できます。

これで出来なければ、特殊な道具が必要になります🤔。