昨日の院長ブログで、導尿が上手く行かない中高年男性の尿道バルーンカテーテルの挿入法をお話ししました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2024/12/17

人は誰もが幸せになりたいと願いながら生きています。

そして幸せになる方法は、人それぞれなのです。

尿閉(膀胱から尿が排出できなくなる状態)で来院する患者さんは非常に苦しんでいます。

あぶら汗をかいている方もいます。

通常の挿入法で尿道バルーンカテーテルが挿入できない場合は、カテーテルの内腔にスタイレットという芯を入れて挿入していきます。

医療関係者なら、スタイレットを入れて尿道バルーンカテーテルを入れる処置は見たことはないかもしれませんが、救急処置や人工呼吸器に乗せるための、いわゆる気管チューブの挿管は見たことはあるかもしれません。

扱い方はよく似ています。

しかし気管チューブを挿入する際は、喉頭鏡ブレードで舌を持ち上げて、喉頭、声帯を観察しながら挿入させますが、尿道バルーンカテーテルの挿入はあくまでも心の目なのです🤔。