昨日の院長ブログで、導尿困難な中高年男性に、スタイレットを使用して尿道バルーンカテーテルを挿入する方法についてお話ししました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2024/12/22

人は誰もが幸せになりたいと願いながら生きています。

そして幸せになる方法は、人それぞれなのです。

尿閉(膀胱から尿が排出できなくなる状態)で来院する患者さんは非常に苦しんでいます。

あぶら汗をかいている方もいます。

尿道カテーテルの先が傷ついている6時方向に行かないように、先を尿道内腔の12時方向に沿わせながら進めていきます。

曲がり角に至るとカテーテルの先はクルッと回転し前立腺部尿道内に入っていきます。

クルッと回転させるには、傷ついていない尿道面を沿っていかなければなりません。

しかし傷が大きいと、カテーテルの先はどうしても傷の方向に向かって行ってしまいます。

よってスタイレットを使用する尿道バルーンカテーテル挿入法とは、最初の1回で決めてしまうことが最重要となってきます。

何回もトライしていくと、どんどん傷が大きくなってしまいます。

数回トライしてダメならば、他の方法を考えるべきなのです🤔。