昨日の院長ブログで、スタイレットを使用して尿道バルーンカテーテルを挿入する場合、外径が6mm(18Fr)のカテーテルを使用するとお話ししました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2024/12/24

人は誰もが幸せになりたいと願いながら生きています。

そして幸せになる方法は、人それぞれなのです。

尿閉(膀胱から尿が排出できなくなる状態)で来院する患者さんは非常に苦しんでいます。

あぶら汗をかいている方もいます。

カテーテルの太さについて知っている医療関係者なら、18Frとは太過ぎるのではないか?と疑問を持つ方もいるかもしれません。

確かに尿道バルーンカテーテルが入った状態で当院に初めて受診される方は、14Frが入っている方が多いです。

もしかして救急外来マニュアルには、尿閉の患者さんには14Frのバルーンカテーテルを留置すると書いてあるのかもしれません。

確かに14Frのカテーテルは、細くて患者さんの刺激が少ないという利点があります。

しかし患者さんの詳しい情報がない救急的な処置をする場合、細いカテーテルだと別のリスクが発生するのです🤔。