昨日の院長ブログで、14Frは今まで14Frで問題がなく、カテーテル閉塞の可能性が少なく、カテーテル刺激の強い女性に使用していることをお話ししました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2024/12/28

人は誰もが幸せになりたいと願いながら生きています。

そして幸せになる方法は、人それぞれなのです。

尿閉(膀胱から尿が排出できなくなる状態)で来院する患者さんは非常に苦しんでいます。

あぶら汗をかいている方もいます。

当院では、外径14Fr(4.7mm)、16Fr(5.3mm)、18Fr(6mm)の尿道バルーンカテーテルを用意しています。

基本は16Frを使用します。

では18Frはどのような患者さんに使用しているのでしょう?

一昨日前のブログで、18Frからは、膀胱洗浄は急に楽になる感覚があり、血腫なのどの詰まりもかなり取れることをお話ししました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2024/12/28

そう、18Frは血腫を作りやすい、つまり血尿が濃い時に使用します。

尿閉になっている方は、導尿したばかりの尿は血尿は軽度でも、次第に血尿が濃くなる場合があります。

これは過伸展した膀胱壁が縮んでくる時に出血することもあるのです。

また細いカテーテルで導尿できなかった方は、尿道が傷つき出血していることが多く、圧迫仕方するためにもなるべく太いカテーテルを入れておきたいという考えもあるのです。

よって尿閉を起こした中高年男性には18Fr尿道バルーンカテーテルを入れるようにしています🤔。