昨日の院長ブログで、尿閉の方に尿道バルーンカテーテルが入らない方には、細くて腰のあるアトムピンクカテーテルで導尿して、再び尿道バルーンカテーテルの挿入を試みることをお話ししました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2025/01/08

人は誰もが幸せになりたいと願いながら生きています。

そして幸せになる方法は、人それぞれなのです。

尿閉(膀胱から尿が排出できなくなる状態)で来院する患者さんは非常に苦しんでいます。

あぶら汗をかいている方もいます。

アトムピンクカテーテルで導尿できたら、再び尿道バルーンカテーテルの挿入を試みます。

アトムピンクカテーテルの先が膀胱内に入っている状態で、末端の、注射器で尿を吸引した側のキャップを切り取ります。

アトムピンクカテーテルの長さは60cmです。

キャップの部分を切り取りますから、60cm弱になっています。

日本人男性の尿道の長さは20cm弱です。

アトムピンクカテーテルの体外側を40cmほど出しておきます。

アトムピンクカテーテルを芯にして、尿道バルーンカテーテルを外筒にして被せるようにして挿入していきます。

この時、最初の問題が訪れます。

通常の尿道バルーンカテーテルの先は、先穴になっていないのです🤔。