昨日の院長ブログで、スタイレットを使用して尿道カテーテルを挿入する際、カテーテルの先に硬いキャップがないラテックス製のカテーテルを使用することをお話ししました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2025/01/13

人は誰もが幸せになりたいと願いながら生きています。

そして幸せになる方法は、人それぞれなのです。

尿閉(膀胱から尿が排出できなくなる状態)で来院する患者さんは非常に苦しんでいます。

あぶら汗をかいている方もいます。

スタイレットを使用して尿道バルーンカテーテルを挿入する際、ラテックス製を使用する理由はもう一つあります。

これは実際に触れてみないと分からないことですが、シリコン製はラテックス性に比べてカテーテルの内腔の抵抗が高いため、同じ18Frのカテーテルでもスタイレットが入りにくく感じます。

よってスタイレットの先が前立腺部尿道に入り、外筒となっているバルーンカテーテルだけを送り込む際も、シリコン製の方が抵抗を感じるようになるのです🤔。