昨日の院長ブログで、尿閉になってしまった患者さんの中で、導尿不可の方はほぼ男性であることをお話ししました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2025/01/25

人は誰もが幸せになりたいと願いながら生きています。

そして幸せになる方法は、人それぞれなのです。

尿閉(膀胱から尿が排出できなくなる状態)で来院する患者さんは非常に苦しんでいます。

あぶら汗をかいている方もいます。

クリニック開業7年弱で、導尿が出来なかった患者さんで一人だけ女性の方がいらっしゃいました。

当院では排尿困難を訴えている方には全例残尿エコーを行っています。

残尿過多のため尿閉を疑い、直ぐにCTを撮影しました。

尿閉を発症されていましたが、いまいちその原因が不明であり、まずナースサイドで導尿して頂くことになりました。

自己導尿指導が大得意なナースに頼みました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2024/02/23

しかし外尿道口(尿の体外の出口)がどこにあるか分からないという報告がありました。

高齢女性の陰部は萎縮していることが多く、外尿道口が分かりにくいことがあります。

これでは自己導尿は困難なので、バルーンカテーテル留置しなければならないか?と考えながら処置に向かいました🤔。