昨日の院長ブログで、「夢をかなえる一番よい方法」という本は、おじさん社会で成功を収めた作者が、なぜか「気分は最悪」になって会社を辞めてしまった話だとお話ししました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2025/07/13

人は誰もが幸せになりたいと願いながら生きています。

そして幸せになる方法は、人それぞれなのです。

様々な他人軸…

それは学歴、資格、出世、地位そしてお金などです。

他人軸のこれらは、私達の心の中にある承認欲求を、時に刺激し、時に駆り立て、時に苦しめて行きます。

「夢をかなえる一番よい方法」の作者リチャード・ブロディーさんは、あのマイクロソフト社で、あのビル・ゲイツさんの右腕として、あのワープロソフトWordを開発した、いわゆるおじさん歴ゴリゴリの方です。

彼は良い大学を出て、良い会社に入社し、良い仕事をし、出世、名声そして金銭的な成功を納めた後、気分は最悪になり、あのマイクロソフト社を退社しました。

ここまでの話だと「そんなもん知らんわ!」と読むのを辞めてしまいそうです。

読むのを辞めないように、可愛い表紙にしたのかもしれません。

彼はあくまでも他人軸の成功者かもしれないが、どうしても幸せな気分になれないことに苦しみます。

学歴、資格、出世、地位そしてお金…

知らぬ間に、これらを基準とした考え方が、この資本主社会に蔓延っている…

彼は知らぬ間に入り込んだこの考え方を「ミーム」と呼んだ🥹