糖質制限を実践して、早くも約半年が経過しました。

現在は、1日の糖質量をだいたい60g前後に設定して生活しています。

この半年で、僕の体には様々な変化が起きました。

今回は、その中で特に感じたこと8つを前編、後編に分けてご紹介したいと思います。

糖質制限をして起きた体の変化(前編)

①体重、体脂肪率の減少

画像の通り、糖質制限を開始してから体重、体脂肪ともに減少しています。

これは、糖質を抑えたことで、体が体脂肪を効率良くエネルギーとして活用できるようになったためだと考えています。

以前、ベストボディという大会のためにカロリー制限で減量したことがありますが、その時は口内炎が頻繁にできたり、全体的に体調も優れませんでした。

当時の私はとにかく脂質を極端にカットしていたのが良くなかったのだと、今なら分かります。

それに比べて、今回の糖質制限での減量では、栄養バランスを意識して食べられる物も多く、精神的なストレスがほとんどありません。

ストレスなく減量できるのは、継続する上で非常に大きなメリットだと感じています。

 

②朝の目覚めが劇的に良くなった

糖質を多く含む主食を夜にしっかり摂っていた頃と比べて、朝の目覚めが本当にスッキリするようになりました。

今では毎朝4時頃に自然と目が覚め、読書やブログ執筆といった作業が驚くほど捗っています。

これは、睡眠中の血糖値変動が穏やかになったことが大きな要因だと考えられます。

夕食で大量の糖質を摂ると、食後の血糖値が急上昇する「血糖値スパイク」が起こりやすくなります。

そして、その後に急降下する際に「夜間低血糖」になる可能性があります。

体は低血糖状態を回避しようと、血糖値を上げるために交感神経を優位にしてしまいます。

本来、睡眠中はリラックスを促す副交感神経が優位であることが理想的ですから、これでは眠りの質が落ちてしまうのも当然です。

夕食の糖質量が多いほど、また食事が遅くなるほど、この現象は起こりやすくなります。

 

③食後の眠気、倦怠感、頭痛が消えた

これもまさに、糖質制限によって血糖値スパイクの影響を受けなくなったためだと実感しています。

糖質制限を始める前、平日の昼食はもっぱら冷凍パスタ単品でした。

パスタはまさに糖質の塊で、副菜もなかったため、食後の血糖値は急上昇していたことでしょう。

その結果、食後に強い眠気や倦怠感に襲われ、ひどい時には頭痛まで引き起こすことがありました。

今では、食後に集中力が途切れることもなく、快適に過ごせています。

 

④甘いものへの欲求が大幅に減少(特に加工食品)

糖質制限を実践すると、当然ながら砂糖からも離れることになります。

この変化のおかげで、以前に比べて甘いものへの強い欲求がほとんどなくなりました。

驚くことに、お菓子やケーキといった甘い物が最後まで食べきれないこともあります。

特に、加工食品に含まれる人工的な甘味に対しては、以前よりも「嫌な甘味」だと感じるようになりました。

一般的に、砂糖には麻薬に匹敵するほどの強力な依存性があると言われています。

糖質から適度に距離を置いたことで、私自身もその「砂糖依存」の状態から脱却できたのだと実感しています。

 

⑤空腹感をあまり感じなくなった

以前は、食事を摂った後でもすぐに空腹感があり、職場に置いてあるお菓子をつまんでしまうことがよくありました。

しかし、現在では食間の空腹感がほとんどなくなり、間食をすることもかなり減りました。

間食をするとしても、糖質の少ない85%の高カカオチョコレートやミックスナッツを少量食べる程度です。

これは、糖質を大量に摂っていた頃に比べて血糖値が安定したために、空腹感を感じるホルモンの分泌が安定したことが要因だと考えられます。

また、食事内容がタンパク質や良質な脂質を含むおかず、そして葉物野菜、キノコ、海藻類をしっかり食べるようになったことで、満腹感が次の食事までしっかりと持続していることも影響していると感じています。

後編は次回!!

いかがでしたでしょうか?

糖質制限を始めてから、体調はかなり良くなっていると実感しています。

前編では、糖質制限を始めてから特に顕著に感じた5つの体の変化についてお伝えしました。

次回の後編では、さらに別の変化や気づきについて書いていこうと思います。