昨日の院長ブログで、リチャード・ブロディさんの「やりたいことの見つけ方がすごい!」は「やりたいことの見つけ方」を前作と同様、はっきり教えてくれないとお話しました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2025/07/30

人は誰もが幸せになりたいと願いながら生きています。

そして幸せになる方法は、人それぞれなのです。

様々な他人軸…

それは学歴、資格、出世、地位そしてお金などです。

他人軸のこれらは、私達の心の中にある承認欲求を、時に刺激し、時に駆り立て、時に苦しめて行きます。

学歴、資格、出世、地位そしてお金などは典型的な「ミーム」です。

「ミーム」を再び意識しだしたのは、患者さんに指摘されながら健康を取り戻し、このブログを開始し、久しぶりにあの本を目にした頃でした。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2025/07/16

それにしても「やりたいことの見つけ方」を具体的にフローチャートにして説明しているのに何故、はっきり教えてくれないと感じたのだろう?

著者のリチャード・ブロディさんは、ハーバード大学からマイクロソフト社に入社し、あのWordを開発した、想像できない程の優秀なエリートプログラマーです。

しかし莫大の財産と多くの人からの尊敬を得た後、何故か?気分は最悪になり、会社を辞めて、一心不乱の「やりたいこと」の探求に乗り出したのです。

ブロディさんは仕事を辞めた後、しばらくの間、遊んで暮らしましたが「やりたいこと」は見つからなかったそうです。

そこまでは自分の遍歴は詳しく説明してくれたのですが、その後見つけた「やりたいことの見つけ方」のフローチャートは示してくれるものの、実際、彼がどうしたのか?具体的に教えてくれないことが、「やりたいこと」を分かりにくくさせていることに気づきました🤔