昨日の院長ブログで、私たち組織人は年齢を重ねてくると、出世そして地位を気にするようになり、経営側にまわされるようになるとお話しました。
https://fukatsu-clinic.com/blog/2025/08/12
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人は誰もが幸せになりたいと願いながら生きています。
そして幸せになる方法は、人それぞれなのです。
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様々な他人軸…
それは学歴、資格、出世、地位そしてお金などのミームです。
他人軸のこれらは、私達の心の中にある承認欲求を、時に刺激し、時に駆り立て、時に苦しめて行きます。
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「やりたいことの見つけ方がすごい!」の著者のリチャード・ブロディさんは、あのハーバード大学を中退してコンピュータ革命に参加し、あのマイクロソフト社で、あのWordを開発し、莫大の財産と多くの人からの尊敬を得ることができました。
しかし何故か?気分は最悪になり、会社を辞めて、一心不乱の「やりたいこと」の探求に乗り出しました。
そして何年間の熟慮の末、ポーカーのプロプレイヤーになったのです。
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経営側になって、勝ち続けるためにルール作りばかりしていると、人生つまらなくなります。
そして何も無かった、将来どうなるか分からない、あの頃の自分、一兵卒のプレイヤーに再び憧れるようになるのです。
つまりまたギャンブルをやりたくなるのです。
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いわゆる成功者が人生がつまらなくなった時、よくあることとしてて、事業をバイアウトして、新しい事業をスタートアップすることがあります。
また、ブロディさんは元来Wordを開発した程の優秀なプログラマーであったのだから、経営陣にまわらず、インターネットそしてAIに繋がっていく新たたのソフトの開発に人生を捧げていく選択肢もあったはずです。
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しかしブロディさんは、それまでの自分自身の人生を深く深く考慮し、事業を経営することやプログラマーとして生きて行くのを拒否したのです🥹