昨日の院長ブログで、学歴、資格、出世、地位などのミームは、聞いてくれる他人がいて成り立つミームだとお話ししました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2025/08/20

人は誰もが幸せになりたいと願いながら生きています。

そして幸せになる方法は、人それぞれなのです。

様々な他人軸…

それは学歴、資格、出世、地位そしてお金などのミームです。

他人軸のこれらは、私達の心の中にある承認欲求を、時に刺激し、時に駆り立て、時に苦しめて行きます。

「やりたいことの見つけ方がすごい!」の著者のリチャード・ブロディさんは、学歴、資格、出世、地位などのミームを捨てて、お金だけを握りしめ、ポーカーのプロプレイヤーへ旅立ちました。

学歴、資格、出世、地位などのミームは、聞いてくれる人がいて成り立つ、宗教に近いミームでもあります。

ドストエフスキーの大ベストセラー「カラマーゾフの兄弟」のことを思い出しました。

カラマーゾフ兄弟の三男は敬虔なクリスチャンですが、お金に執着する無神論者の父親の横暴を見るにつけ、信仰に不安を持つようになります。

不安が疑問になった瞬間、宗教特有の奇跡が見えなくなってきます。

正しく信じる者しか救われない世界観なのです。

学歴、資格、出世、地位などは「そんなもん知らん」と言われたら、ガタガタと崩れ落ちていくミームなのです🥹