昨日の院長ブログで、子供の頃を思い出すと、失敗が多かった私は、シャドーとなった経験からドロっとした感情が分泌することをお話ししました。
…
人は誰もが幸せになりたいと願いながら生きています。
そして幸せになる方法は、人それぞれなのです。
…
様々な他人軸…
それは学歴、資格、出世、地位そしてお金などのミームです。
他人軸のこれらは、私達の心の中にある承認欲求を、時に刺激し、時に駆り立て、時に苦しめて行きます。
…
過去の自分から自分軸を探そうとする際、シャドーとなっていた経験を思い出すことがあり、自己探索を諦めてしまうことがあります。
…
私の生まれた頃の日本は高度経済成長を遂げ、私の育った頃の日本はバブル社会に突入していました。
同年代の子供も多く、私の中学は11クラスもあり、とんでもない競争社会でした。
私の両親もその競争社会に負けないように、私を急き立てました。
https://fukatsu-clinic.com/blog/2025/06/09
…
親から学校から教師から受けた理不尽さ…
子供の頃はどうしようもなかった不自由さ…
ずっと自由を求めて生きてきた…
…
願いが叶わず、祈ったこともありました。
祈りが叶ったことも、叶わなかったこともありました。
しかし58歳になり、やっと自由を手に入れた感覚を得ることができました。
そして過去の不自由さを味わい、かわいくも思えるのです。
さりげなく 思いを込めてみる
やむを得ず 祈りを込めていく
いつまで迷うんだろうか
いつかは分かるよな
誰もが1人 全ては一つ
色々な姿や形に 惑わされるけど
いつの日か 全てがかわいく思えるさ
わたしは何になろうか
どんな色がいいかな
探しにいくよ 内なる花を
藤井風「花」より