6月30日、新型コロナウイルスの新規感染者数が増加に転じる中、愛知県は、現在、高齢者などに限定しているワクチンの4回目の接種対象に医療従事者をただちに加えた上で、3回目の接種を受けた、全ての人への接種も認めるよう政府に文書で要請しました。

4回目接種に関しては、重症化予防の有効性は認められていますが、感染予防効果の有無は十分なものではないとの理由で、4回目の接種は、60歳以上の人と基礎疾患がある人に限定しました。

大村知事は記者会見で「県内ではリバウンドが明らかな状況だが4回目の接種の対象者は人口の3割程度にとどまる。ワクチンは余っていて廃棄される恐れさえあり、無駄にせず打つのがいい」と述べました。

2022/5/6 (金)の院長ブログでもお話ししましたが(下記ブログ参照)、厚労省は「都道府県の判断で医療従事者も対象とした場合、公費負担とならない」と回答していました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2022/05/06

厚労省は国民全体に4回目ワクチンを接種するなら、オミクロン変異株対応のワクチンを考えていまかもしれませんが(下記ブログ参照)、コロナ新規感染者数は増加に転じており、間に合わない可能性があります。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2022/06/25

60歳以上になると急にコロナ感染重症化のリスクが高くなるのではなく、リスクはグラデーションです。

4回目ワクチン接種はスムーズに進んでおらず、ワクチン破棄が続いています。

厚労省は予算のことを気にしているようですが、破棄ワクチンに関しては、4回目ワクチンを希望する医療従事者には接種しても良いのでは?と思います🤔。

例えば私😂 。