9月7日、政府は、有症状の感染者の療養期間を原則10日間から7日間に、無症状は7日間から5日間へと短くしました。
私は、療養期間を一律に短縮することは、慎重になって良いと考えていました(https://fukatsu-clinic.com/blog/2022/08/25)。
分科会の尾身会長も「短縮に懸念を持つ専門家が十分に議論する場がなかった」と嘆いておられましたが、決まったからにはアップデートしておかなければなりません。
自宅療養になった場合、療養期間は以下のごとくです。
🔷症状のある人
- 発症日を0日目とし症状軽快から24時間経過していれば8日目に解除。
- ただし10日間経過するまでは、感染リスクの高い場所の利用や会食を避けること、マスクを着用すること等、自主的な感染予防を徹底する。
🔷無症状の人
- 検体採取日を0日目とし8日目から解除。
- 5日目に検査キットで陰性を確認すれば6日目から解除。
- 療養期間中に症状が出始めた人は、症状が出始めた日を0日目として7日間、療養必要。