昨日の院長ブログで、数学を勉強する際、同じ参考書を我慢して3回繰り返すことによって、数学単語を理解し、その繋がりを4-5回目で習得することをお話しました。
https://fukatsu-clinic.com/blog/2023/08/18
こうやってつらつら書いてみると、勉強ができる人や学校の先生がよく言っていた「解答を簡単に見ずに、まずよく考えよう!」とは、どういうことなんだろう?と思ってしまいます。
私の場合、5-6回目で自分で考える?というか、自分が何が分からないのか?、何に引っ掛かっているのか?が、理解を妨げていることに気づきました。
今、思い出したことがあります。
微積分の証明で、何か誤魔化している感じがして理解に苦しんでいる時、「数学の鉄則」の中に「ここは何か納得できない方もいるかもしれません。このことを厳密に証明するには、ロルの定理の理解が必要です。しかしここではそんな事は気にせずに、前に進みましょう」のような一文を見て、やっと腹の中に落ちた記憶があります。
その一文は書いてあるのに、5回目までは気づきませんでした。
繰り返すことによって理解を深めるとは、こういうことなのです🤔。