昨日の院長ブログで、栄養学ではこういった臨床試験が行われるのは非常に少ないとお話ししました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2025/11/21

人は誰もが幸せになりたいと願いながら生きています。

そして幸せになる方法は、人それぞれなのです。

様々な他人軸…

それは学歴、資格、出世、地位そしてお金などのミームです。

他人軸のこれらは、私達の心の中にある承認欲求を、時に刺激し、時に駆り立て、時に苦しめて行きます。

誰に認められたいのか?

生まれついた時は親?

学校の先生?

そして大人になり、組織内の上司になって行くのか?

医師は人に健康を勧める立場でありながら、自分自身の健康管理がおろそかになる…

医者の無養生とは昔からよく言われていることです。

現在は医師の働き方改革も進み、労働環境も良くなってきたのかもしれません。

しかし私の勤務医時代は、健康への大原則、十分な睡眠、良質な食事、適切な運動とかけ離れた生活をしていました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2022/08/15

医師は多くの臨床試験に支えられた、特に専門分野のガイドラインには詳しいです。

しかし患者さんからよく聞かれる栄養学は、それほど詳しくない…

私も開業医となり、患者さんかは健康について聞かれることも多くなり、勉強もしてきました。

医療の臨床試験でも、そのエビデンスの不確かさに懐疑的になることが多いひねくれたおじさん医師にとって、栄養学の牧歌的な意見には閉口してしまうこともあります。

そのことが医者を不養生にさせている原因なのかもしれません🥹