東京・港区で、看護師や薬剤師ら3人が、無断でモデルナ製ワクチンを使って、3回目の接種を行っていたことが判明しました。

港区民用のモデルナ製ワクチンを無断接種したのは、看護師2人と薬剤師1人。ファイザー製ワクチンで、2回の接種を終えていた3人にとっては、3回目のワクチン接種です。

看護師2人は今月15日の業務終了後、別の看護師に、薬剤師は18日の業務終了後、看護師にワクチンを打ってもらっていました。

港区によりますと、他の医療従事者からの情報提供で、無断接種が発覚したということです。

医療従事者用ファイザー製ワクチンの優先接種からは、4カ月ほどが経過しています。

また、アメリカ医療機関から「発症予防効果」「重症化予防」とも、モデルナの方がファイザーよりもデルタ株に有効という研究結果も発表されています。

無断接種をした3人は「イスラエルなど諸外国では、3回目の接種が始まっている国もあって、大した問題はないだろうと思い、打ってしまった」とのことです。

3人と、ワクチンの打ち手となった看護師2人を含めた5人は、港区の集団接種会場の業務を25日から外されています。

まず、他の医療従事者からの情報提供から発覚したことが問題です。

誰もワクチン注射器がどれだけ余ったかチェックしていなかったことが疑われます🤔。

当院でも約1500回のコロナワクチン接種が行われてきましたが、直前すぎて補欠が見つからず、現在までに6回分のワクチンを破棄しました。

これは自慢でもなく、むしろ恥ずかしいと思っているのですが、私は破棄するワクチンを3回目ワクチンにすることは全く考えていませんでした😅。

破棄するぐらいなら、3回目のワクチンを望む方は確実に存在します。

「医療従事者として周囲を人々を守る目的で、自己責任で3回目の接種を受けた」との主張に耐えられるルールが、早急に必要です🤔。