厚労大臣は11月30日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が国内で初めて確認された、28日に入国した30代の男性について、「ナミビアの外交官である」と明らかにしました。

男性は成田空港に到着した際は無症状だったが、その後熱が出たそうです。ワクチンは2回接種していたとのことです。

政府はこの男性と一緒に飛行機に乗っていた71人を濃厚接触者とし、経過を観察するとしています。

「オミクロン株」が日本に到来するのは時間の問題と考えられ、その対策を考慮するためには、現状の把握が必要です。

日本の2回目ワクチン接種率は76.9%まで上昇し、コロナ感染が再拡大しているヨーロッパの国々をあっという間に抜いてしまいました。

ヨーロッパの国々の感染拡大の理由として、頭打ちになっているワクチン接種率とブレイクスルー感染と言われています。

イギリス政府は11月29日、ワクチンの3回目の追加接種について、2回目との間隔を6カ月以上から3カ月以上に短縮すると発表しました。

日本はコロナ感染再拡大しているヨーロッパの国々に比べ、ワクチン接種の開始時期が遅く、抗体が減少した2カ月後にはヨーロッパに近い状況になる可能性があります。

またコロナ感染が拡大しているワクチン接種率が日本より高い韓国(79.5%)との違いとして、韓国はmRNAワクチンより有効性が低いアストラゼネカ製の使用率が多いことが指摘されています。

ここまで考慮してすると、やるべきことは明らかになります。

やはりワクチン3回目(ブースター)接種の前倒しが必要と考えます🤔。