イギリスの保健当局は12月10日、新型コロナワクチンの3回目接種(ブースター接種)により、「オミクロン株」への予防効果が70%以上になるという調査結果を発表しました。

オミクロン株への感染が確認された581人を対象に行った調査によると、アストラゼネカ製やファイザー製のワクチンは、「デルタ株」に比べて「オミクロン株」の発症予防効果に大幅の低下を認めました。

一方、ファイザー製のワクチンをブースター接種したところ、アストラゼネカのワクチンを接種していた人には約70%、ファイザーのワクチンを接種していた人には約75%の予防効果を認めました。

これらの結果を受け、「オミクロン株」の市中感染が起こっているイギリスでは、18歳以上の成人への追加となる3回目接種を年内に完了させると発表しましたが、タイミングを逸した感があります。

日本でも当然、「オミクロン株」の市中感染が起こると思います。

何とか食い止めている今こそ、3回目接種を急ぐべきと考えます🤔。