「オミクロン株」感染拡大による濃厚接触者の爆発的な増加に伴い、濃厚接触者の待機期間の変更及び新ルールもできましたが、結局、現在どうなっているのか混乱してしまいます。

厚生省の文書はかなり分かりにくいので、現状をまとめてみました。

2022/1/12 (水)の院長ブログ(コロナ濃厚接触者14日間隔離?「オミクロン株」潜伏期間3日だが?)でお話ししましたが、「オミクロン株」出現前の新型コロナウイルスの潜伏期間は5-6日と言われ、最大14日という理由で、濃厚接触者の待機期間は14日間となっていました。

しかし「オミクロン株」の潜伏期間は3日程度と判明し、14日から10日、現在は7日まで短縮されています。

陽性者と最終接触があった日を0日として翌日から7日間は自宅待機となり、8日目に解除となります。

また、社会機能維持者(エッセンシャルワーカー)の待機期間は、陽性者と最終接触があった日を0日として翌日から抗原定性検査なら4日目及び5日目に、PCR検査または抗原定量検査なら5日目に陰性であれば、5日目から待機解除が可能となります。分かりにくいですが、中4日となりますので、一般の方より3日短くなります。

また、他の医療従事者による代替が困難な医療従事者の特別ルールとして、新型コロナウイルスワクチンを2回接種済みで、2回目の接種後 14 日間経過した後に、新型コロナウイルス感染症患者と濃厚接触があった方で、無症状であり、毎日業務前にPCR検査又は抗原定量検査(やむを得ない場合は 抗原定性検査)により検査を行い陰性が確認されていれば、医療に従事することができます🤔。