新型コロナウイルスの国産ワクチンを開発中のKMバイオロジクス(熊本市)は4月20日、生後6カ月以上18歳未満を対象とする臨床試験(治験)を4月末に始めると発表しました。

コロナワクチン未接種の40歳以下の成人向け最終段階の治験も開始し、今年9月に承認申請する計画で、年度内の実用化を目指します。

2022/3/26 から3/28の院長ブログでお話ししましたが、乳幼児のコロナワクチンは2回の接種で、ファイザー製は成人の10分の1量では有効性が確認できませんでしたが、モデルナ製は成人の4分の1量で有効性を認め、米食品医薬品局(FDA)に申請することになりました。

KMバイオロジクスのワクチンは季節性インフルエンザのワクチンなどと同様の不活化ワクチンで、副反応のリスクが比較的低いとされます。

乳幼児や、副反応への懸念からファイザー製やモデルナ製のワクチン接種を避けてきた40歳未満の成人に需要があると考えられます。

しかしこれから治験なので、供給されるのは来年からだと思います😅。

来年のコロナ事情は今のところ誰にも分かりません🥺。