政府は新型コロナウイルスのオミクロン「BA.1」に対応したワクチンについて、当初10月中旬としていた予定を前倒しし、9月中にも接種を始める検討に入ったとの報道がありました。

ファイザー社とモデルナ社は、従来株に加えオミクロン「BA.1」対応した2価ワクチンの承認を厚生労働省にそれぞれ申請しており、これらのワクチンの使用が念頭に置かれています。

国内では「BA.1」の流行は収束し、主流は「BA.5」に移っていますが、「BA.5」に対してもこれまでのワクチンよりも効果が高いとされます(以下ブログ参照)。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2022/08/10

厚労省は、接種は無料で、2回の接種を終えた全ての人を対象者に、投与間隔は5ヶ月と想定していますが、まだ未定です。

今回申請された、オミクロン「BA.1」対応ワクチンは、ファイザーもモデルナも、生理食塩水での希釈が不要な製剤(RTU製剤)であり、1バイアルからファイザーは6人分、モデルナは5人分とされています🤔。