9月18日、加藤厚労相はフジテレビ系の番組に出演し、新型コロナウイルスの「オミクロン株対応ワクチン」接種について、年末年始の感染拡大が予想される、いわゆる「第8波」を見越し、年末までに希望者全員に「オミクロン株対応ワクチン」を接種すると発言しました。

これを実現させるための最大のネックは、当ブログで何回も取り上げている、7-8月に4回目接種が行われた高齢者らの5回目の接種間隔となります。

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加藤厚労相は「従来ワクチンの接種を日本は5カ月の間隔をとりやや慎重にやってきた。ただ、海外は3カ月間隔や2カ月間隔で打ってきた。オミクロン株対応ワクチンもほかの国では3カ月間隔で打ち始めている。そういう状況をできるだけ入手して判断していきたい」と述べました。

こうなると10月から始まる「オミクロン株対応ワクチン」接種の対象者は、高齢者らの4回目終了者、2回目終了者、3回目終了者となり、コロナワクチン接種者のほとんどが一挙に対象となります。

「自治体の接種体制が整っており、ワクチン在庫に余裕があれば、12歳以上の接種希望者についても、あえて待つ必要はない。どんどん打ってほしい」「3カ月で希望者全員ということになれば、1日100万回のスピードで打ってもらわないとならない。職域接種を含め協力をお願いしたい」とも述べました。

3回目接種まではほぼ年齢順で接種が行われましたが、「オミクロン株対応ワクチン」は年齢に関係なく一挙に希望者全員が対象になるため、これまで以上の交通整理が必要になるかもしれません🤔。