自民党の河野太郎元ワクチン接種担当相は4月17日、テレビ番組で、4回目の新型コロナワクチン接種について、「若い人は今までのように一生懸命やらなくていい」と述べ、高齢者などを中心にすべきだとの考えを示しました。

3回目接種については「オミクロン株でも重症化する人がいる。軽症ですんでも後遺症で苦しんでいる人もいる。3回目までは若い方にも積極的に打ってもらった方がいい」と述べ、政府に客観的なデータを示した上で接種を呼びかけるよう求めました。

河野元ワクチン大臣の頼もしい意見を、私はいつも注目して聴いていますが、今回の意見は少々、違和感を感じました。

「3回目までは若い方にも積極的に打ってもらった方がいい」と言いながら、「政府に客観的なデータを示した上で接種を呼びかけるべきだ」とも言っているからです。

政府の客観的なデータ(オミクロン株による第6波の死亡者は90%以上が70歳以上であり、若年者の重症化率、死亡者率は低く、20歳未満は極めて低いなど)を見て、若い方は3回目接種を控えているのかもしれません。

若い方に3回目接種を説得するには、若い方のコロナ後遺症に関する客観的なデータを示すべきです🤔。