どうも、トレーナースマン☆YOSHIKIです。

 

今回のテーマは筋トレする前に知っておきたいことです。

 

知っておいてほしい事は色々あるのですが、

 

その中でも今回は「筋肉が成長するためのシグナル」について。

 

間違った方法でトレーニングを続けてもなかなか筋肉は成長しません。

 

正しい知識を持ってトレーニングしていきましょう‼︎

 

筋肥大を促すシグナルは4つ

①強い筋張力の発揮

筋張力というのは筋肉が発揮する力のこと。

筋肉へ強い負荷を与えるとその負荷に耐えようと強く大きく成長します。

筋トレで強い筋張力を発揮する事で、成長を促すホルモンが分泌されるのです。

楽々できる負荷・重量だと「強い」筋張力は発揮されません。

 

②筋繊維の微細な傷

筋肉というのは非常に細い筋繊維が束になってできています。

筋肉に強い負荷がかかるとこの筋繊維にミクロレベルの細かな傷がつきます。

ミクロな損傷ですから、筋肉の機能に影響を与えるものではありません。

この傷ついた状態がストレスとなり、体はより強く修復しようと反応します。

 

③無酸素性代謝産物の蓄積

強い負荷で筋トレを行うとエネルギー代謝の過程で作られた物質が体内に蓄積します。

乳酸や一酸化窒素、水素イオンなどです。

これらが蓄積する事がストレスとなり、筋肥大を促すシグナルとなります。

重い物を持ったりした時に腕がパンパンになった経験はありませんか?

この状態をパンプアップと言います。

乳酸などの代謝産物が蓄積した事で起こる症状です。

これの症状も筋肉を追い込んでいる指標になります。

 

④筋肉を低酸素状態にする

筋肉の中には血管が通っています。

筋肉に力を入れる事で筋肉が硬くなり、血管が圧迫されます。

これにより血流が抑えられて酸素供給量も減少しますから、

筋肉が低酸素状態になります。当然苦しいです。

このストレスが筋肥大を促すシグナルとなります。

 

以上の4つのシグナルが筋肥大に必要となります。

 

これらの条件が起こると筋肉にストレスがかかっていると感知され、

 

脳から成長ホルモンやテストステロンなどの

 

筋肉の成長を促すホルモンを分泌する指令が出るのです。

 

まとめると…

 

筋トレをする時は筋肉を疲労困憊になるまでしっかり追い込みましょう‼︎

 

ということです。

 

ダンベルやマシンを使う場合、

 

8〜10回で限界がくるような負荷・重量で3〜5セットを目安に行いましょう。

 

この時1セットが終わるまでは脱力しない事‼︎

 

負荷が逃げてしまって筋肉を追い込めません。

 

日常生活で体に与えている以上の負荷でなければトレーニングになりません。

 

トレーニングの時に楽々行える負荷でトレーニングしていませんか?

 

体を動かすという目的なら良いのですが、

 

筋肉を大きくすることが目的ならば強度が足りていません。

 

筋肉を大きくするためには一定以上のトレーニング強度が絶対に必要です。

 

ある程度のキツさを感じなければ、体はそれに順応しようとはしません。

 

楽々やれてしまうのであれば、それは日常生活動作と変わらないからです。