11月24日の院長ブログで、塩野義製薬が開発した新型コロナウイルス感染症の経口薬「ゾコーバ」が、12歳以上の軽症・中等症患者に対して、緊急承認されたことをお話ししました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2022/11/24

最終段階の治験で、12の症状のうち、 鼻水、喉の痛み、咳、発熱、倦怠感の「5つの症状」が消失する時間が、24時間短縮される効果が確認されましたが、この効果は微妙です。

新型コロナ感染も、デルタ株からオミクロン株に変わり、重症化率はかなり下がっています。

重症化しにくいオミクロン株に「ゾコーバ」をわざわざ使用する意味はなく、解熱鎮痛剤と療養で十分という意見もあります。

11月24日の院長ブログで「ウイルス量を減らすことによって、症状が24時間短縮されるだけでなく、最近、問題になっている後遺症の頻度が下がれば理想的です」と偉そうな意見を述べさせて頂きました😅。

しかし先日「塩野義製薬は症状が長引く後遺症の治療や予防への応用も視野に長期的データを積み重ねる方針」とのネットニュースを目にしました。

期待しています😉。